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平均寿命は400歳!!不思議な小人たちの生態に迫った「ノーム」【新装改訂版】

ノーム本
ノームという伝説の生物の存在をご存知でしょうか?ノームとは、スイスの医師、化学者、錬金術師、神秘思想家、悪魔使いであったという伝承もあるパラケルススが考え出した妖精(小人)のことです。そのノーム(小人)の生態について書かれた本が、今回、紹介する「秘密のノーム 新装愛蔵版」という本です。

ノームとは?

ノームとは一体どんな生き物なのでしょうか?以下はwikipediaからの抜粋です。

ノーム(英: Gnome)は、スイスの錬金術師パラケルススが提唱した四大精霊のうち、大地を司る精霊・妖精(elementals)である(右図参照)。主に地中で生活しており、鉱脈の場所などにも詳しいとされる。
身長12cmほどの小人で長いひげを生やした老人のような風貌をしており、派手な色の服と三角帽子を身につけている。手先が器用で知性も高く、優れた細工品を作る[2]。ゴブリンやドワーフ(ドヴェルグ)、ノッカーと近い関係にあるともいわれ、近年では多数存在する地中で暮らす精霊の一種族として扱われることも多い。
「ノーム」は英語読み。語源はギリシア語の「ゲノーモス(Genômos, 地中に住むもの)」で、「グノーム(Gnom)」の女性形「グノーメ(Gnome)」が本来の読み。土鬼とも和訳される。
本書では、ノームは体調15㎝(帽子抜き)、男たちは赤い帽子をかぶり、動物が追いつけないほど、超ハイスピードで走ることもでき、人間の7倍の力があるとされています。また、寿命はなんと400歳ということです。ノームにもいくつか種類があり、森林ノーム、砂丘ノーム、庭園ノーム。農場ノーム、シベリアノームなどがあります。こういう設定だけでも、かなり心くすぐられますね。

リーン・ポールトフリート(Rien Poortvliet)とは?

オランダ人画家のリーン・ポールトフリート(Rien Poortvliet)(1932年8月7日)は、「ノーム」が発売される前は、フリーランスのイラストレータとして、自身の狩猟の経験を元に、イラストや水彩画を制作していました。「野生動物画のバッハ」と呼ばれ、ノーム関連の本の他に、多くの本にイラストを提供しています。完全に独学で絵を学んだそうです。
キャリアのはじめは広告代理店で働き、ユニリーバの広告代理店であるリンタスの上級管理職に昇進したくらい優秀な広告マンだったそうです。自然を愛し、自然の主題とした作品を多く残しています。本書でも描かれている多くの自然は、狩猟の経験や、自然を愛してからこそであり、「ノーム」という題材を選んだのも納得がいきますね。
オランダのティエンゲメテン島にはリーン・ポールトフリート美術館という個人美術館もあります。

「秘密のノーム 新装愛蔵版」ってどんな本?


本書は、2013年グラフィック社から出版された「ノーム 不思議な小人たち 愛蔵版」を小さくコンパクトにした新装版で、内容は全く一緒ですが、手に取りやすいサイズ感になって再発売されています。オランダでは1976年に発売され、翌年の77年には英語版も発売されています。発売後は、フランス語、ドイツ語、スウェーデン語、フィンランド語、スペイン語、イタリア語など、多くの言語で翻訳され、1985年にはアニメシリーズにもなっています。その他、アニメだけではなく、おもちゃ、ゲームなどの商品展開もされています。

これが本当に、可愛くてとてもおすすめなので、今回紹介させていただくことにしました。まず、表紙のノームのおじさんが笑っている表情がすごくかわいいんです。それに、裏表紙もすごくかわいい。文字も手描きで、温かみがあって、このノームの世界観にぴったりです。若い頃から自然を愛し、狩猟を好んでいたように、自然の神秘さと、緻密さ、ノームへの愛情がたっぷり感じられる作品になっています。

以下は背表紙ですが、本書の中をお見せしなくてもこの表紙と背表紙で間違いなく、アタリだということは伺えますね!
秘密のノーム 新装愛蔵版

秘密のノーム 新装愛蔵版

秘密のノーム 新装愛蔵版

秘密のノーム 新装愛蔵版

レビュー

レビューも好評のようですね!長年愛されてきた名著だということがレビューからわかりますね。筆者は、本書で初めて手に取ることになりましたが、レビューや内容から、本書が、多くの方々から、長く読み継がれていることが、とてもわかりました。小さい頃、好きだった本や画集が新装版になって発売されていたら、とても嬉しいですよね。

小学校時代に図書館で読んだ本でお気に入りでした。親に買ってちょうだいと言えず、親元離れて新装版で妥当な値段で、キャラ紹介以外に物語もあって大人になっても忘れない心が詰まってると思います。
小さいころ図書館で借りて読んだのがきっかけでした。その当時、きっと妖精さんみたいなものだからいないだろう、、と醒めた子供のようになっていましたが、「いるかもしれない」と思わせるくらい詳細な内容に魅せられました。大人になって、改めて購入してみてみると、やはり詳細さがこの本の持ち味を引き出しています。「え、こんなことまで?!」と思うくらい、些細なことも書いてあるので、何度開いても見ても新鮮な発見があります。
手元に置いて、だらだらしているときに、ちょろちょろめくりながら読むような本です。
ノームの大冒険、というアニメに大いに感化されたから、かもしれません笑。

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